緊急避妊薬をドラッグストアで購入できない日本

2018年7月2日

アフターピルをご存知ですか?

妊娠を希望しないカップルは、コンドームなどの避妊具を使用したり、産婦人科などで避妊用の低用量ピルを処方してもらって内服している人がいるかと思いますが、避妊具を使用していなかったり、避妊具を使いそびれて妊娠してしまうかもしれない可能性があるときや、性被害にあったときに、アフターピルを72時間以内に内服することで妊娠を防ぐことができます。


アフターピルは性交後に24時間以内に内服することで95%、72時間以内で89%の確立で妊娠を防ぐことができます。

日本では、まだ医師の処方箋なしでは購入できませんが、欧米や一部のヨーロッパではドラックストアで購入ができるので、日本でもドラッグストアで購入できる日が来るかもしれません。

それでは、アフターピルについて紹介していきます。

海外ではドラッグストアで購入できるアフターピル

日本では風邪を引いたときや花粉症のときなど、医師の診察なしにドラッグストアで薬を買うことができます。

これを海外ではOTC(Over-the-counter)といって、日本でいう市販薬とか一般用医薬品という意味です。

北米やヨーロッパの一部では、15歳以上であれば、薬局に行って、処方箋なしに購入することが可能です。

緊急時の避妊用ピルは一般名でレボノルゲストレル(levonorgestrel)といって黄体ホルモンであるプロゲステロンを高めることで排卵を予防して妊娠をすることを防ぎます。


アフターピルは72時間以内に内服することで妊娠を予防できますから、受診を待たずに、すぐに内服することが可能です。

若い女性ですと、受診するのに躊躇してしまったり、受診する時間がないこともありますのでメリットがあります。

健康な若い女性であれば、ほとんどの場合内服することが可能です。

日本ではまだ医師の診察と処方箋が必要

アフターピルは、医師の処方箋がなければ手に入れることができません。

医師が処方箋を出す場合には、持病や普段内服している薬、他の薬の相互作用を知った上で医師の判断で処方する必要があります。

アフターピルには吐き気やめまいや頭痛などの副作用もありますし、飲んではいけない人、グレープフルーツを食べたりして薬の作用が強まったりするなど注意点もありますので、薬に関しての知識がない人には、医師の判断と薬剤師の説明も必要です。

海外では安く簡単に手に入る

日本の病院や産婦人科で処方されるアフターピルにはノルレボという薬があります。

これは先発薬であるためジェネリック薬に比べて処方して貰うのにも約1万5000円程度の費用が掛かります(病院やクリニックによって値段が異なります)。

これに比べて、ジェネリック薬であるアイピルという薬はインドでOTCとして手に入り、値段もノルレボに比べてお手ごろです。

アジアの国の中でインドやバングラディッシュ、ラオス、ミャンマーなどでは緊急避妊薬のアフターピルがOTCで手に入ります。

インドは性被害も多い国ですので、日本に比べると需要も大きいのかもしれません。


※ジェネリック薬とは

先発薬の特許有効期限後に販売される、先発薬と同等の有効成分・効果を持った安価なお薬です。

安価の理由は先発薬と同じ有効成分で作られる為、開発費はもちろん販売活動費も抑えられるからです。

性教育の不足

日本では、妊娠中絶をするには妊娠22週までと決められていて、それ以降は妊娠中絶が出来ませんし、初期での人工妊娠中絶をする場合も、パートナーの同意が必要であったり、中絶費用が10万円程度掛かりますので、どうしていいのかわからず、そのまま妊娠を継続してしまって、自分で出産し新生児を殺人という悲しい事件も目にします。

もしも、アフターピルのことを知っていたら、このような事件は予防できたかもしれません。

学校では、こういったアフターピルについての教育が詳しく行われていませんし、一般でアフターピルは出回っていないため、知識がない人も多いでしょう。

望まない妊娠と中絶を減らすためにも、アフターピルの存在についての性教育は必要でしょう。

ネットで購入できるアフターピル

最近では、個人輸入で販売しているWebサイトも見かけます。

海外ではOTCと認められているアフターピルですが、日本でOTCにすることに関しては賛成意見と反対意見があります。

OTCとなるには、よく注意書きを読むことが必要ですし、個人で購入する場合は自己責任ですので、きちんと薬についての知識を持った上で購入しなくてはなりません。


アフターピルは性交後72時間以内の内服する必要がありますが、病院やクリニックが休日であったり仕事などで行く暇がない場合には、個人輸入で行っているWebサイトで購入して備えておくのも便利でしょう。

ただし、アフターピルの主な副作用として吐き気、頭痛、めまい、疲労感などがあります。

また飲んではいけないのは、妊娠中、授乳中、高血圧、肝障害、乳癌、不正出血がある人です。

注意したいのはタバコを吸う人や35歳以上の女性の方には血液血栓のリスクを高めますので医師との相談が必要です。


アイピルや人気のアフターピルはこちらから!

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お薬情報・体験談

【お薬情報】ジェネリック医薬品とは?

ジェネリック医薬品とは?


医療用医薬品は、「先発医薬品」と「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」の2種類に分類されています!


【後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは】


先発医薬品と同じ有効成分を同じ量含有し、効き目も安全性も同等です。 また先発医薬品より飲みやすくしたおくすりを開発することもあり、 添加剤の違いや、色や形が違うものがあります。


【なぜ同じ効き目なのに安いの?】


先発医薬品は長い期間と数百億円もの莫大な費用をかけて研究されます。 そして、医薬品の臨床試験である「治験」を経て有効性や安全性が確認されたのちに、 国の承認を受けて発売されます。 こうした開発に成功した場合、医薬品の価格である薬価には原材料や製造費に加え、 研究開発費や特許料、適正使用のための情報提供活動費用も上乗せされるため、比較的高額となってしまうのです! しかし、後発医薬品(ジェネリック医薬品)は同じ有効成分で作られる為、 何百億円ともいわれる多額の研究・開発費等を使わずに製造・販売することが可能です。 そのため、ジェネリック医薬品は安く設定されます。先発医薬品の3~6割程度で価格設定が出来ちゃうのです!


後発医薬品(ジェネリック医薬品)と先発医薬品は、治療学的に「同等」ではあるものの、 先発医薬品とまったく「同じ」であるわけではありません!! たとえば、先発医薬品が製剤特許を有している場合には、異なる添加剤を使用して後発医薬品が製造されることもあります。 しかし添加剤の成分や配合量が先発医薬品と異なっていたとしても、 ジェネリック医薬品の承認審査において、有効性や安全性に違いが出ることがないよう主成分の血中濃度の挙動が先発医薬品と同等であることが確認されています。 つまりは、後発医薬品(ジェネリック医薬品)と先発医薬品は効果については同じということですね!


なので安心してジェネリック医薬品を服用してくださいね。


2020.11.27

【お薬情報】低用量ピル「21錠」と「28錠」の違い

低用量ピル「21錠」と「28錠」の違い!


【21錠タイプ】

21日間服用タイプは、 1シート21錠全てにホルモンが含まれており、 21日間1日1錠服用した後、7日間は服用を休みます


【28錠タイプ】

28日間服用タイプは、 ホルモンが含まれている21錠の錠剤と、 ホルモンが全く含まれていない7錠の錠剤(プラセボ)が1つのシートに収められています。28日間毎日、1日1錠を服用し、1シート全部の錠剤をのみ終えたら、服用を休まず翌日から続けて新しいシートの錠剤の服用を始めます。


この服用することをやめる期間のことを休薬期間と言います。休薬期間は通常の生理と同様に排卵が終わっている時期ですので、基本的には妊娠することはないといわれています!


この偽薬 (プラセボ)を飲み忘れたからといって避妊効果が減少するということはほとんどないといわれています


一般的に休薬期間に消退出血(生理)が起こるのですが、来なかった場合でも、 そのまま続けて低用量ピルを内服し続けてかまいません


ですが、低用量ピルを内服中に消退出血が来ないという割合は1%未満と言われているので、一度医師に月経がこないということを伝え、必要であれば検査を受けられることをおすすめします。

2周期続けて消退出血が確認できなかったという場合は妊娠をしている可能性もあります。


偽薬 (プラセボ)を飲み忘れても避妊効果に変わりはないですが、 ホルモンが含まれているピル自体を飲み忘れてしまったら 効果が薄れてしまうので、飲み忘れることがないよう気をつけてください。



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2020.11.18

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