性感染症について

2018年5月14日

性感染症とは

性感染症は一般的に性病と呼ばれ、膣性交や肛門性交、口腔性交などで感染する感染症です。

ただし、出産や授乳などで感染する場合もありますので、性感染症=性行為からしか感染しない、という訳ではありません。

原因

性感染症には大きく分けて3つの原因が挙げられます。


1、細菌性(クラミジア/梅毒/淋病など)

2、ウイルス性(性器ヘルペス/エイズ/尖圭コンジローマなど)

3、寄生虫(膣トリコモナス症)


これらの性感染症は、患部が性器というケースが多く、その症状や治療法に関して広く知られていません。

しかし、きちんと症状を知らないと医療機関を受診するタイミングが遅れ、症状が悪化してしまうこともありますから、ここでは各性感染症の症状についてご紹介させて下さい。


クラミジア

性器に感染した場合は性器クラミジア感染症と呼ばれ、女性の場合はおりものが増えることがありますが無症状なことが多く、男性の場合は尿道に痛みや膿が生じます。

クラミジア・トラコマチスという細菌が原因で発症し、約80%が無症状と言われています。

ディープキス性行為などで粘膜を通して感染しますが、無症状の場合は発見が遅れ、別の検査で医療機関を受診した際に発覚する、といったケースが多いですから、気になる方は男性の場合は泌尿器科や性病科、女性の場合は産婦人科や性病科を受診することをお勧めします。

治療方法としてはマクロライド系ニューキノロン系テトラサイクリン系などの抗生物質が用いられます。


梅毒

梅毒トレポネーマによる感染症で、性行為によって感染することが多いですが、妊娠出産を通した母子感染もあります。

母子感染によって出生時に感染していた場合は「先天性梅毒」と呼ばれます。

症状は4段階に分かれており、感染してから3ヵ月以内を1期、3ヵ月から3年を2期、3年から10年を3期、10年以降を4期とします。

1期では性器や唇のあたりに塊(硬結、柔らかい組織が病的に硬くなった状態)が生じ、ほとんどの場合は直ぐに消えてしまいますが、稀に潰瘍になることもあります。

2期ではリンパ節の腫れ、関節痛やだるさ、発熱などの症状がみられます。

また、全身性発疹(バラ疹)が手の平や足の裏に現れることがあり、顔にも現れます。

治療しなかった場合でも1ヵ月程度でなくなりますが、治療しない限りトレポネーマは体内に残ります。

3期では皮膚や筋肉、骨などに腫瘍(ゴムのような)が現れます。

4期では臓器に腫瘍が発生したり、麻痺性痴呆、脊髄瘻が起き、死亡に至ります。

ただし、現在では医療の発達により、2期以降の症状は非常に稀とされていまいす。

治療方法としてはペニシリン系の抗菌薬を複数回投与して行われます。

淋病

淋菌に感染することで起こる感染症で、男性は尿道の炎症と痛み、膿が生じます。

女性の場合は無症状であることが多いとされています。

1度の性行為で感染する確率が30%と非常に高いので、心配な場合は早急に医療機関を受診するようにしましょう。

治療では抗生物質が用いられます。

性器ヘルペス

単純ヘルペスウイルスによって起こる感染症で、感染してから2日から10日程度で水疱が生じ、性器に痛みを伴う水疱が生じます。

時間経過によって水疱が潰れ、色素沈着の後、症状が治まりますが、完全にウイルスを除去することが出来ない為、体力の低下や疲労などによって何度も繰り返すことがあります。

エイズ

ヒト免疫不全ウイルスが免疫細胞に感染し、免疫不全を引き起こす疾患を「後天性免疫不全症候群」と言い、一般的に「エイズ」と呼ばれます。

感染して2週間から4週間ほどでインフルエンザのような症状が出ることがありますが、症状が無い場合もあり、その後は5年から10年間の潜伏期間に入ります。

この期間中は症状が無い為、エイズに感染しても自覚出来ず、潜伏期間後に症状が出て初めて発覚するケースが多いです。

5年から10年経過した後は、多くの感染症にかかるようになります。

コンドームを使用しない性行為血液感染母子感染などが主な感染経路で、血液検査によって感染の有無を確認します。

完全に治癒することは今も難しいとされていますが、医療の発達により、平均寿命は通常とそこまで変わらないと言われることもあるようです。

尖圭コンジローマ

ヒトパピローマウイルスに感染することで発症する感染症で、感染してから1ヵ月、もしくは2ヵ月程度の潜伏期間を経て、性器太ももの中に乳頭状のイボが出来ます。

このイボは径1~3ミリ前後から数センチと幅がありますので、おかしいなと思ったら医療機関を受診されることをお勧めします。

患部に直接薬を塗って治療することが出来ますし、他にもレーザーやメス等で除去する治療方法もあります。


膣トリコモナス症

膣トリコモナスを原因として発症する性感染症で、大腸に感染し下痢を引き起こすこともあります。

女性の場合、黄白色で泡沫状の帯下(おりもの)、排尿時や性交時の不快感灼熱感掻痒感、または下腹部の痛みなどの症状があります。

男性の場合はほとんど無症状であることが多いとされていますが、稀に尿道の痒み、痛みなどを感じることもあります。

一番多い感染経路は女性の尿道、もしくは膣ですが、男性の場合は原虫が排除されることもあるようです。

メトロニダゾールなどの抗原虫薬で治療します。


積極的に医療機関を受診する

他にも多くの性感染症がありますが、恥ずかしいという理由で医療機関を受診されないケースがとても多いです。

症状を放置すれば悪化する可能性もありますから、心配な時は積極的に医療機関を受診するようにして下さい。


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